このセクションでは、簡単な port の作り方について説明します。 多くの場合、これだけでは不十分なので、 この文書の続きを読まなければならないでしょう。
まず、元の tar ファイルを DISTDIR に置きます。この変数の デフォルト値は /usr/ports/distfiles です。
注意: 以下の例では、そのソフトウェアが そのままコンパイル可能なものと仮定しています。 つまり、FreeBSD マシンで動かすために、 変更がまったく必要ないという意味です。 もし何か変更が必要な場合には、次のセクションも 参照する必要があるでしょう。
最小限の Makefile は 次のようなものになります。
# New ports collection makefile for: oneko # Date created: 5 December 1994 # Whom: asami # # $FreeBSD$ # PORTNAME= oneko PORTVERSION= 1.1b CATEGORIES= games MASTER_SITES= ftp://ftp.cs.columbia.edu/archives/X11R5/contrib/ MAINTAINER= asami@FreeBSD.org COMMENT= A cat chasing a mouse all over the screen MAN1= oneko.1 MANCOMPRESSED= yes USE_IMAKE= yes .include <bsd.port.mk>
おわかりでしょうか。$FreeBSD$ を 含む行の内容については、気にする必要はありません。 この行は、このファイルが FreeBSD の ports ツリーに 取り込まれる際に、CVS によって自動的に書き込まれます。 もっと詳しい例が見たい場合には、 Makefile のサンプルの セクションをご覧ください。