では、実験してみましょう。
IPsec ホストと IPsec を使っていないホストの両方にネットワーク接続してください。
そして パケットの捕捉 を開始します。
次に、“IPsec を使っている” 接続で yes(1) という UNIX® コマンドを実行します。 これは、y という文字の連続データを出力するものです。 しばらくしたらコマンドを停止させ、IPsec を使っていない接続に対して同じコマンドを実行します。 こちらも、しばらくしたらコマンドを停止させてください。
ここで、MUST を捕捉したパケットに実行すると、次のような出力が得られるはずです。 この中で重要なのは、期待値 (7.18) に対して、 IPsec を使った接続が 93% (6.7)、 “通常の”接続が 29% (2.1) という結果になっていることです。
% tcpdump -c 4000 -s 10000 -w ipsecdemo.bin % uliscan ipsecdemo.bin Uliscan 21 Dec 98 L=8 256 258560 Measuring file ipsecdemo.bin Init done Expected value for L=8 is 7.1836656 6.9396 -------------------------------------------------------- 6.6177 ----------------------------------------------------- 6.4100 --------------------------------------------------- 2.1101 ----------------- 2.0838 ----------------- 2.0983 -----------------
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