3. 実験

では、実験してみましょう。

  1. IPsec ホストと IPsec を使っていないホストの両方にネットワーク接続してください。

  2. そして パケットの捕捉 を開始します。

  3. 次に、“IPsec を使っている” 接続で yes(1) という UNIX® コマンドを実行します。 これは、y という文字の連続データを出力するものです。 しばらくしたらコマンドを停止させ、IPsec を使っていない接続に対して同じコマンドを実行します。 こちらも、しばらくしたらコマンドを停止させてください。

  4. ここで、MUST を捕捉したパケットに実行すると、次のような出力が得られるはずです。 この中で重要なのは、期待値 (7.18) に対して、 IPsec を使った接続が 93% (6.7)、 “通常の”接続が 29% (2.1) という結果になっていることです。

    % tcpdump -c 4000 -s 10000 -w ipsecdemo.bin
    % uliscan ipsecdemo.bin
    
    Uliscan 21 Dec 98
    L=8 256 258560
    Measuring file ipsecdemo.bin
    Init done
    Expected value for L=8 is 7.1836656
    6.9396 --------------------------------------------------------
    6.6177 -----------------------------------------------------
    6.4100 ---------------------------------------------------
    2.1101 -----------------
    2.0838 -----------------
    2.0983 -----------------
    

本文書、および他の文書は ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/doc/ からダウンロードできます。

FreeBSD に関する質問がある場合には、ドキュメント を読んだ上で <questions@FreeBSD.org> まで (英語で) 連絡してください。
本文書に関する質問については、<doc@FreeBSD.org> まで電子メールを (英語で) 送ってください。