3. どのフォント形式を利用できますか?

どのフォントファイル形式が有用であるかは、 利用するアプリケーションに依ります。 FreeBSD 自身はフォントファイルは利用しません。 アプリケーションプログラムやドライバ (あるいはその両方) によっては、 あるフォントファイルを利用するようにできるかもしれません。 以下は、アプリケーション、及び、 ドライバとそれが利用できるフォントタイプの拡張子の対応表を簡単に示します。

ドライバ
syscons

.fnt

アプリケーション
Ghostscript

.pfa.pfb.ttf

X11

.pfa.pfb

Groff

.pfa.afm

Povray

.ttf

拡張子 .fnt は極めて頻繁に使われています。 (訳注: この拡張子がフォント (font) という名前から連想しやすいので) あるアプリケーションに特化したフォントを作成しようとした際にはいつでも、 この拡張子が選択される方がそうでないときよりもかなり多いのではないかと著者は疑っています。 このため、この拡張子を持つファイル全てが同じ形式にはなっていないようです。 特に、.fnt ファイルは FreeBSD 上では syscons によって利用されていますが、これと MS-DOS® や Windows® 環境で出会った .fnt とは同じ形式ではないかもしれません。 筆者は FreeBSD で提供されている以外の .fnt ファイルを利用する試みは一切行っていません。

本文書、および他の文書は ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/doc/ からダウンロードできます。

FreeBSD に関する質問がある場合には、ドキュメント を読んだ上で <questions@FreeBSD.org> まで (英語で) 連絡してください。
本文書に関する質問については、<doc@FreeBSD.org> まで電子メールを (英語で) 送ってください。