Skip site navigation (1) Skip section navigation (2)

Section Navigation

FreeBSD 4.6-RELEASE Announcement

Date: Sat, 15 Jun 2002 16:34:26 -0700
From: "Bruce A. Mah" <bmah@FreeBSD.org>
To: freebsd-announce@FreeBSD.org
Subject: FreeBSD 4.6-RELEASE is now available

開発中の FreeBSD -STABLE ブランチからの最新のリリースである、 FreeBSD 4.6-RELEASE の公開をお伝えできることを、とても嬉しく思います。 2002 年 1 月に公開された FreeBSD 4.5-RELEASE 以来、 何百ものバグ修正、多くのシステムコンポーネントの更新、 セキュリティ問題への幅広い対応などが行なわれました。

FreeBSD 4.6 におけるもっとも大きな変更のひとつは X Windows System のデフォルトのバージョンとして XFree86 4.2.0 を採用したことです。 ユーザの皆さん (特に古い XFree86 をインストールしているシステムからのアップグレードをされる方) には XFree86 4.2.0 のインストールと設定の仕方を説明した FreeBSD ハンドブックの該当する節を調べることをお勧めします。 この情報はオンラインを:

http://www.FreeBSD.org/doc/en_US.ISO8859-1/books/handbook/x11.html (英語)
http://www.FreeBSD.org/doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/x11.html (日本語)

で閲覧することができます:

doc ディストリビューションをインストールしてあるシステムでは、 以下の場所から情報を得ることができます:

/usr/share/doc/en_US.ISO8859-1/books/handbook/x11.html (英語)
/usr/share/doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/x11.html (日本語)

ATA ストレージサブシステムが更新され、 ネットワークデバイスドライバにも数多くの改良が加えられました。

sendmail (8.12.3 へ) や ISC DHCP クライアント (3.0.1RC8 へ) などの 寄贈ソフトウェアが更新されました。

今回の FreeBSD リリースにおける重大な変更点についての詳細は、 リリースノートを参照してください。

http://www.FreeBSD.org/releases/4.6R/relnotes.html (英語)
http://www.FreeBSD.org/ja/releases/4.6R/relnotes.html (日本語)

リリースについての最新のニュースを知るためには、 errata を熟読することが役に立ちます。

http://www.FreeBSD.org/releases/4.6R/errata.html (英語)
http://www.FreeBSD.org/ja/releases/4.6R/errata.html (日本語)

FreeBSD リリースエンジニアリング活動 (およびリリースのスケジュール予定) についての詳しい情報は

http://www.FreeBSD.org/releng/ (英語)
http://www.FreeBSD.org/ja/releng/ (日本語)

をご覧ください。

入手方法

FreeBSD 4.6-RELEASE は i386 と alpha アーキテクチャに対応しており、 起動フロッピを使ってネットワークから直接インストールしたり、 ローカルの NFS/FTP サーバを使ってコピーしたりすることができます。 現在、i386 用の配布物が入手可能です。 この文章を書いている時点で alpha アーキテクチャ用の最後の構築作業が進行中であり、 まもなく入手可能になる予定です。

すべてのミラーサイトに巨大な ISO イメージが行き渡ることをお約束することはできませんが、 少なくとも以下のところからは入手することが可能です (訳注: ISO イメージは日本のミラーサイトにもあります)。

もしあなたが FreeBSD のメディアを買う余裕がなかったり、 我慢できなかったり、布教活動に使いたいといった場合には、 ぜひとも ISO イメージをダウンロードしてください。 そうでなければ、わたしたちをサポートしてくれているベンダからメディアを購入し、 FreeBSD プロジェクトを支援することを続けてください。 以下の企業は FreeBSD の開発に多大な貢献をしてくれています。

FreeBSD Mall, Inc. http://www.freebsdmall.com/
FreeBSD Services Ltd. http://www.freebsd-services.com/
Daemon News http://www.bsdmall.com/freebsd1.html

各 CD または DVD セットには、i386 ("PC") アーキテクチャに対応した インストールキットや、 アプリケーションパッケージが収録されています。 Ports Collection に含まれる ports をコンパイルするのに必要な distfile 集については、FreeBSD Toolkit という、4 枚組 CD に 含められなかった部分をすべて収録した 6 枚組 CD か FreeBSD Services Ltd. による DVD の配布物をご利用ください。

さらに、FreeBSD は以下にあげる各国のミラーサイト: アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ブラジル、ブルガリア、カナダ、 中国、チェコ共和国、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、 香港、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イスラエル、日本、韓国、 リトアニア、オランダ、ニュージーランド、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、 ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、スロバキア共和国、スロベニア、スペイン、 スウェーデン、台湾、タイ、Trantor, ウクライナ、イギリスから、 anonymous FTP で入手することもできます。

マスタ FTP サイトの利用を試みる前に、まず、あなたの住んでいる 最寄りの FTP サイトの利用を試みてください:

ftp://ftp.<あなたの住んでいる地域>.FreeBSD.org/pub/FreeBSD

同じ地域にある他のミラーサイトには ftp2、ftp3 … という順に 名前がつけられています。

FreeBSD ミラーサイトに関する情報は以下で見つけることができます。

http://www.FreeBSD.org/doc/en_US.ISO8859-1/books/handbook/mirrors-ftp.html (英語)
http://www.FreeBSD.org/doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/mirrors-ftp.html (日本語)

FreeBSD をインストールするには、ハンドブックの第二章をご覧ください。 そこには FreeBSD は初めて、というユーザ向けの完全なインストールガイドが 提供されています。オンライン版は以下の URL です。

http://www.FreeBSD.org/doc/en_US.ISO8859-1/books/handbook/install.html (英語)

http://www.FreeBSD.org/doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/install.html (日本語)

謝辞

FreeBSD 4.6 のリリースエンジニアリング活動は、 Compaq、Yahoo!、The FreeBSD Mall といった多くの企業が提供してくれた 機材やネットワークアクセス、人的資源の支援を受けています。

FreeBSD 4.6-RELEASE のリリースエンジニアリングチームには、 わたし自身を含む次の人々が参加しました。

Murray Stokely <murray@FreeBSD.org> リリースエンジニアリングリーダー、i386 版の構築作業担当
Robert Watson <rwatson@FreeBSD.org> リリースエンジニアリング担当
John Baldwin <jhb@FreeBSD.org> リリースエンジニアリング、alpha 版構築作業担当
Brian Somers <brian@FreeBSD.org> リリースエンジニアリング担当
Steve Price <steve@FreeBSD.org> package 分割作業担当
Will Andrews <will@FreeBSD.org> package 分割作業担当
Kris Kennaway <kris@FreeBSD.org> package 構築担当
David O'Brien <obrien@FreeBSD.org> XFree86 統合作業担当

このリリースの公開を実現するために大変な作業をこなしてくれたみなさん、 どうもありがとうございました。 FreeBSD コミッター (committers@FreeBSD.org) のみなさん、バグ修正や新機能の提供、 提案という形で貢献してくださった世界中のたくさんの FreeBSD ユーザのみなさんに感謝したいと思います。 もしみなさんがいなければ、 リリースを公開することはできなかったでしょう。

Enjoy!

Bruce A. Mah
(For the FreeBSD Release Engineering Team)