FreeBSD 4.0 Errata Notes
もし、このリリースの FreeBSD をインストールする前に他の文書を読んでいないなら、 (リリース後に)発見され、修正された問題でつまづいたりしないように、 とにかく少なくとも ** この errata 文書だけは ** 読むべきです。 (訳注: errata とは、既知の問題点とその解決法を収録した文書のことです) この ERRATA.TXT ファイルは、すでに最新のものではありませんが、 インターネット上にあるものは常に最新版に保たれています。 あなたの利用しているリリースの「最新の errata」を参考にするようにしてください。 それはインターネット上の、次の場所にあります。 1. http://www.FreeBSD.org/releases/ 2. ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/releases/<your-release>/ERRATA.TXT (また、このサイトの最新の状態をミラーしているミラーサイトにもあります) このファイルに加えられた変更箇所は、自動的に freebsd-current@FreeBSD.org にも e-mail で送られます。 最新のセキュリティ問題に関する FreeBSD 関連のセキュリティ勧告については、 http://www.FreeBSD.org/security/ をご覧ください。 ---- セキュリティに関する勧告: 現在有効なセキュリティに関する勧告: なし ---- システムの更新情報: bin の配布に含まれる tcpdump のバイナリは、誤って libcrypt.so ライブラリと リンクされてしまっています。 このライブラリは、crypto の配布に だけ含まれるものです。 このため bin の配布だけをインストールし、crypto の配布を インストールしていない場合、インストール後に tcpdump が正常に動作しません。 対策: 新しい tcpdump のバイナリを、以下の場所からダウンロードしてください。 http://people.FreeBSD.org/~kris/4.0R/i386/tcpdump (i386) http://people.FreeBSD.org/~kris/4.0R/alpha/tcpdump (alpha) このファイルの MD5 チェックサムは、以下のとおりです。 i386 版: MD5 (tcpdump) = 0b3d32b367e7312d546ccae8f1824391 alpha 版: MD5 (tcpdump) = 2d113fa4c38c8a0299d558acb5c6ad57 ダウンロードした tcpdump のチェックサムを照合するには、次のように コマンドを実行し、表示された結果を上記の値と比較して下さい。 /sbin/md5 /path/to/downloaded/tcpdump (sysinstall を使わず) install.sh を使ってインストールすると、 tool のソースコードがインストールされません 全体のソースコードを CDROM から (sysinstall プログラムを使わずに) 展開しようと すると、tool のソースコードの展開に失敗します。 対策: /cdrom/src から install.sh を実行しているとしたら、tool のソース (/usr/src/tools 以下) をインストールするために、以下のコマンドも 実行する必要があります。 cat stool.?? | tar --unlink -xpzf - -C /usr/src このソースファイル群は、make world を行なうために 必ず必要となるものです。リリース情報のページ