FreeBSD 3.4 Errata Notes
もし、このリリースの FreeBSD をインストールする前に 他の文書を読んでいないなら、(リリース後に)発見され、 修正された問題でつまづいたりしないように、 とにかく少なくとも ** この errata 文書だけは ** 読むべきです。 (訳注: errata とは、既知の問題点とその解決法を収録した文書のことです) このファイル ERRATA.TXT は、すでに最新のものではありませんが、 インターネット上にあるものは常に更新されていますので、 あなたの利用しているリリースの「最新の errata」を参考にするようにしてください。 そのような、インターネット上の情報は、次のところにあります。 1. http://www.FreeBSD.org/releases/ 2. ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/releases/<your-release>/ERRATA.TXT (また、このサイトの最新状態をミラーしているミラーサイトにもあります。) このファイルに加えられた変更箇所は、自動的に freebsd-stable@FreeBSD.org にも e-mail で送られます。 最新のセキュリティ問題に関する情報は、CERT セキュリティ勧告 ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/CERT/ をご覧下さい。 ---- セキュリティに関する勧告: 3.4 に対する現在有効なセキュリティに関する勧告: FreeBSD-SA-00:01.make FreeBSD-SA-00:02.procfs ---- システムの更新情報: 出荷された 3.4 において、カスタム("Custom")インストールオプションが機能せず、 設定("Configure")などのメニューアイテムが選択できません。 対策: 初心者("Novice")、クイック("Express")インストールはきちんと機能しますので、 あまり細かい操作が必要なければ、実質的にそれで代用することができます。 また、カスタムインストールは、索引("Index")メニューから、 (インストール、カスタムの順で)設定メニューを選択すれば 呼び出すことができます。 あるいは、修正された mfsroot.flp 起動フロッピーイメージ (2.88M ブートメディアを利用する場合は boot.flp)を 以下の URL からダウンロードすることで解決することができます。 ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/releases/i386/3.4-RELEASE/floppies/updates/ FreeBSD-3.4 の ISO インストールイメージファイルに含まれる errata 文書は、その時点の最新のものに更新されています。 802.1Q VLAN サポートのコンパイルエラー: カーネルコンフィグレーションに "pseudo-device vlan #" が含まれていると コンパイルに失敗してしまう。 対策: sys/net/if_vlan.c を 3-STABLE ブランチのものに更新するか、 もしくは、3.4-RELEASE の配布ファイルに含まれる sys/net/if_vlan.c 以下のパッチを適用してください。 RCS file: /home/ncvs/src/sys/net/if_vlan.c,v retrieving revision 1.4.2.2 retrieving revision 1.4.2.3 diff -C2 -r1.4.2.2 -r1.4.2.3 *** if_vlan.c 1999/12/13 02:02:23 1.4.2.2 --- if_vlan.c 1999/12/25 03:28:51 1.4.2.3 *************** *** 515,519 **** ifv->ifv_p = 0; if_down(ifp); ! ifv->if_flags &= ~(IFF_UP|IFF_RUNNING); break; } --- 515,519 ---- ifv->ifv_p = 0; if_down(ifp); ! ifp->if_flags &= ~(IFF_UP|IFF_RUNNING); break; }リリース情報のページ