FreeBSD 3.2 Errata Notes
このファイル ERRATA.TXT には 3.2 のリリース以降の ERRATA (不具合などの情報) が
おさめられています。このリリースに関する問題を報告するのは、
** なによりも前に ** このファイルを読んでからにしてください。また、
このファイルは新しい問題が発見されるたびに更新されます。ですから、
ついこの間この文書をチェックしたばかりであっても、バグレポートを
送る前にもう一度チェックし直してください。このファイルに加えられた
変更箇所は、自動的に
freebsd-stable@FreeBSD.org
にも e-mail で送られます。
3.2 のセキュリティに関する最新の勧告については、
ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/CERT/
をご覧ください。
---- セキュリティに関する勧告:
3.2 に対する現在有効なセキュリティに関する勧告: ありません
---- システムの更新情報:
o compat20 と compat21 ディストリビューション は /usr/lib/compat に
インストールされます。 これらは a.out 形式のライブラリなので
/etc/defaults/rc.conf での "ldconfig_paths_aout" の設定に合わせる
ためには /usr/lib/compat/aout にインストールされる必要があります。
対策: cd /usr/lib/compat
mkdir -p aout
mv lib*.so.*.* aout
o スタティックなプログラムの core file をデバッグすると
/usr/bin/gdb がクラッシュします。
対策: solib.c の revision 1.3.2.2 で解決済みです。
対策の施されたバージョンを CVSup 経由か(ハンドブックの説明を見てください)
私たちの CVSweb サービスからこのthe patchを当ててください。
o インストールフロッピーから起動する間に
以下のメッセージが現われて何も起こらないように見えるか、
キーボードから何も入力できなくなります。
Keyboard: no
対策: スペースの欠如によるものです。
古い XT/AT (84キー) のキーボードのブートブロック中のフルサポートは
行われなくなります。ノートPCの幾機種かはまだこのタイプのキーボード
でしょう。あなたがまだこのタイプのハードウェアを使っているなら、
インストールフロッピーや CD-ROM からの起動中に
上にあげたキーボードが見つからなかった旨のメッセージを見るでしょう。
このメッセージを見たら直ぐにスペースバーを押してください。
以下のプロンプトがあらわれるはずです。
>> FreeBSD/i386 BOOT
Default: x:xx(x,x)/boot/loader
boot:
そこで -Dh と入力してください。キーボードタイプに処理が
正常に行われるでしょう。この現象は最初のインストールの
時のみ発生し、以後は問題とはならないでしょう。