FreeBSD 3.0 Errata Notes
このファイル
ERRATA.TXT には 3.0 のリリース以降の ERRATA (不具合などの情報) が
おさめられています。このリリースに関する問題を報告するのは、
** なによりも前に ** このファイルを読んでからにしてください。また、
このファイルは新しい問題が発見されるたびに更新されます。ですから、
ついこの間この文書をチェックしたばかりであっても、バグレポートを
送る前にもう一度チェックし直してください。このファイルに加えられた
変更箇所は、自動的に
freebsd-stable@FreeBSD.org
にも e-mail で送られます。
3.0 のセキュリティに関する最新の勧告については、
ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/CERT/
をご覧ください。
---- セキュリティに関する勧告:
3.0 に対する現在有効なセキュリティに関する勧告: 1つ
o SA-98:08: IP フラグメンテーションによるサービスの妨害
対処法: 3.0-current に更新するか、勧告 98:08 にある次の patch を当てます。
ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/CERT/advisories/FreeBSD-SA-98:08.fragment.asc
---- システムの更新情報:
o カーネルオプション GPL_MATH_EMULATE はブート時に致命的トラップを
ひきおこします。
対処法: GPL_MATH_EMULATE オプションをデフォルトの算術エミュレーションオ
プションである MATH_EMULATE で置き換えてください。この問題は自分
でカーネルコンフィギュレーションファイルを変更したユーザにのみ影
響します。この問題は /usr/src/sys/gnu/i386/fpemul/fpu_entry.c ファ
イルの revision 1.16 で修正されています。
o DOS パーティションからのインストールが失敗してしまいます。
対処法: C:\FREEBSD を C:\3.0-RELEASE に名前を変えてからもう一度インストールを
実行してみてください。名前の付け方が変更されて、DOS からでも
ほかのインストールメディアと同じようになりましたが、
DOS からのインストールについてのドキュメントには正しく反映されて
いませんでした。現在の sysinstall では両方の場所を認識して、
そこから始められるようになっています。