FreeBSD 2.2.2 Release Notes
リリースノート FreeBSD 2.2.2-RELEASE o リリースディレクトリのレイアウトに関する情報は、ABOUT.TXT をご覧くだ さい。 o インストール方法については、INSTALL.TXT および HARDWARE.TXT をご覧く ださい。 RELENG_2_2 ブランチ(現在リリース 2.2.5 に向けて開発が進められていま す)に属する最も新しいリリースについては、以下の場所からインストール して下さい。 ftp://releng22.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/ 0. 2.2.1 からの変更点は? ------------------------ Adaptec 294x/394x (AHC) ドライバに含まれる、極めて高負荷のシステムで不 安定になる現象を引き起こす多くのバグを修正しました。 NFSv3 が今やデフォルトになりました。これは必要に応じて NFSv2 へフォー ルバックする機能も備えています。 シンボリックリンクのオーナーを変更するための lchown() システムコールが 追加されました。 ユーザ毎のデフォルトの limit を設定するために、ログインクラスの概念が 追加されました(login。 conf(5)) を参照して下さい)。 ftpd が仮想 FTP ホストの機能をサポートしました。 セキュリティーに関する多数の修正が施されました(バッファオーバーフロー やその他の資源の浪費の危険性が排除されました)。 C++ ライブラリをより良く構築できるようなサポートが追加されました。 テキスト/HTML ソースタグシステム「グローバル」のサポートが追加されま した(man global を参照)。 /etc/sysconfig が /etc/rc.conf によって置き換えられました。これはさら に多くの見出しが追加された簡潔な設定ファイルです。/etc にある他のファ イルも整理され、/etc/netstart は /etc/rc.network で置き換えられました。 ユーザーモード ppp に、3.0-current における修正や拡張が盛り込まれまし た。 ソースツリーに含まれる texinfo ドキュメンテーションメカニズムが整理さ れました。 1. 2.1.7-RELEASE からの変更点は? -------------------------------- インストーラのバグ修正多数、pc98 用の変更の同期、えーと、あと何だっけ? gdb 4.16 が -current からマージされ、多くのサードパーティー製のソース が /usr/src/contrib 以下に移動しました。 DEC DEFPA/DEFEA FDDI ハードウェアのサポートがアップデートされました。 旧来の ``HAVE_FPU'' Makefile オプションがついに廃止され、浮動小数エミュ レータを用いた math ライブラリと、コプロセッサを使用するバージョンのど ちらを使用するかの選択は、今や完全に自動化されました。これにより、事前 に libm をリコンパイルしたくないようなサイトでも、浮動小数を使用したプ ログラムの実行が高速化されるでしょう。 Javier Martin Rueda の `ex' ドライバがマージされ、Intel EtherExpress Pro/10 ネットワークカードに対するサポートがもたらされました。 Intel EtherExpress Pro/100B が全二重モードで動くようになりました。 `de' ドライバは、DE21140A チップを使用したカードで、ポピュラーな SMC9332BDT (10/100 Mbit/s) チップなどを認識できるようになりました。 2.2 ではデフォルトでは使用できませんが、よく利用されている CMD640 PCI IDE チップの不具合について、ソースコードの中で回避策を用意しました。 プローブを行なうための EISA スロット番号オプションが完全にサポートされ ました。これには、UserConfig セッションで設定された値を dset(8)> によっ て保存する機能が含まれています。この機能は HP NetServer LC マシンの所有者がシステムをインストールするのに役立ちます。 SDL RISCom N2pci 同期シリアルカードがサポートされました。 マルチプルコントローラや 32-Y と同様に Cyclades Cyclom-Y (マルチポート 同期シリアル) PCI アダプタ がサポートされました (現在 Cyclades シリア ルアダプタを使用している場合、/dev のエントリの古いものを削除して作り 直す必要があります)。 DEC DC21X4X チップセットを使用したイーサネットアダプタのサポートが アップデートされました。 gcc 2.7.2.1 にアップデートされ weak symbol のサポートが追加されました。 たくさんのものが /usr/src/contrib に移動 / 持ち込まれ、それに応じて ソースツリーがアップデート・クリーンアップされました。 共用ライブラリ検索パスをバイナリに組み込む ld の機能をサポートしました。 sgmlfmt が `instant' 対応にアップデートされました。 SNMP スタイルのインタフェース MIB (Management Information Base) を サポートしました。この中には `de' (DEC 21x4x) と `ed' (SMC/WD/Novell) ドライバ用の、 RFC 1650 完全準拠の MIBも含まれています。 /stand/sysinstall が、より広範囲なシステム管理ツールとして改良されまし た。これを使って新しい、まっさらにフォーマットされたディスクを追加したり、 パーティションラベルからファイルシステムの作成したりできるようになりまし た(但し、この変更を恒久的なものにするための /etc/fstab ファイルの変更 はまだできません)。 syscons と psm ドライバが新たに基本的なキーボードドライバを共有する ようになり、以前に発生していた二つのドライバの相互作用による問題が 解消されました。 syscons において、 moused(8)> ユーティリティを使用することにより、テキスト モードでのカットアンドペーストがサポートされました。 2.2 は Plasmon RF41xx、HP4020i、HP6020i、Philips CDD2000 ドライブ用の 完全な CD-R サポートを含む最初のリリースです。ドライバはまだ開発中の段 階ですが (特にその有用性を他のデバイス用に拡張中)、今のところ安定して いることが確認されています。 2.2 ソースツリーが 2.0.5/2.1.X ツリーから分岐した後すぐに、NFSv3 クライアントと サーバのサポートがソースツリーに入りました。また、NFS で有効な他の オプションも存在します。これには NFSv2 サーバを非同期書き込みモードへ 切り替える機能 (仕様に反するものですが SGI Irix などの前例があります) のようなものがあります。 BSD の旧臭くかつ大げさな malloc の実装が、Poul-Henning Kamp の手による phkmalloc に置き換えられました。これによって通常多くの仮想メモリ を節約することができます。また、malloc の誤用を検出してプログラムを中断 したり、確保 / 解放されたエリアをゴミデータで埋めて、malloc を使う プログラムのセマンティックな問題を発見したりするための巧妙な機能が 提供されています。 AppleTalk に関する `netatalk' の実装がソースに統合されました。この統合 作業のほとんどは Whistle Communications Corp. 社の好意によるものです。 mount コマンドのオプション `async' で、(例えば Linux の ext2fs で デフォルトになっているような) UFS ファイルシステムメタデータの非同期な 更新ができるようになりました。これはたくさんの i-node を集中 的に操作するファイルシステム操作 (rm -r など) の速度を向上させますが、 システムクラッシュの危険性が増すという犠牲を伴います。 インストーラ自体もこの機能を使用しており、インストールが劇的に早くなる 可能性もあります。(高速なマシンでは、SCSI CD-ROM からの基本配布ファイル bindist のみのインストールを 5 分以内で完了させることもできます!) 。 ATAPI CD-ROM サポートが非常に多くのドライブで動作することが報告されて います。おそらく、基本的に ATAPI 仕様に準拠するドライブであれば動作す るでしょう。 多数の (多すぎて覚えられないほどの) 新規ドライバがカーネル内で利用できる ようになりました。Tekram社は DC390 および DC390T コントローラ用にドライバを提供 してくれました。このコントローラは AMD 53c974 をベースにしており、この ドライバは同じチップをベースにする他の SCSI コントローラも処理すること ができます。もちろん、Tekram社はドライバを提供し FreeBSD プロジェクト をサポートしてくれるたいへん気前の良い企業なので、私たちは彼らの製品を 購入するように奨励したいと思います。`ed' および `lnc' ドライバは、多く のNE2000 互換カードや AMD PCnet チップを使用した PCI イーサネットカー ドに対する自動設定をサポートするようになりました。Cyclades ドライバの PCI バージョンと同様に SDL RISCom N2 サポートが新しくなりました。 Linux エミュレーションが ELF サポートを含めてフル機能になりました。こ の機能を使い易くするため、必要なシェアードライブラリや、Slackware 開発 環境までもが移植されました。 同様の方針に従い、SysV COFF エミュレーション(SCO エミュレーションとも 呼ばれる)も、より良く動作するようになったことが報告されています。 FreeBSD は ELF バイナリもまたネイティブにサポートしました。 いつの日かこれをデフォルトのバイナリフォーマットにする日が来るかどうか、 するとしたらいつ、どのようにしてするのか等については、まったく決まっていません。 シェアードリンクされていない ELF バイナリを実行する際、カーネルがどの コード実行機能(FreeBSD や Linux、多分将来は SysV も)を使用すべきか判 断できない場合に「烙印を押す」ことができるようにするため、`brandelf' ユーティリティが追加されました。これは ELF オブジェクトフォーマットの 大きな弱点の一つ、そのオブジェクトがどの ABI を使用しているのかを示す フィールドがないことを回避するためのものです。 APM BIOS のサポートがかなり形になりました。 「公式な」カーネルプログラミングインタフェースを説明するマニュアル ページのセクション 9 の作成を開始しました。インタフェースの文書作成に 協力してくれるボランティアを募集しています! Makefile の依存関係管理機構が再び機能するようにするため、カーネルコン フィギュレーションオプションの取り扱いが、以前の Makefile 中での -D による 指定から、"opt_foo.h" といったカーネルインクルードファイルによる方式へ と、大幅に変更されました。これにより、 config(8)> を実行する度にコンパイル用ディレクトリがきれいさっぱり無くなってしまっていた 従来の方法を、すぐにでも過去のものとすることができるでしょう。CPU 時間が高く つき、また、変なオプションをいじくった覚えがない場合、 config(8)> に -n オプションを与えるか、環境変数 NO_CONFIG_CLOBBER を設定することを、 考慮できるようになりました。これがどのように 機能するかについては、ハンドブック中のコメントを参照して下さい。 2. サポートしている構成 ----------------------- 現在 FreeBSD は、ISA、VL、EISA、PCI バスや、386SX から Pentium クラス までのさまざまな種類の PC で動作します (386SX はおすすめではありません)。 IDE、ESDIドライブや、さまざまな SCSI コントローラ、ネットワークカード やシリアルカードにも対応しています。 以下のリストでは、FreeBSD で動作が確認されているすべての周辺機器の一覧 です。これ以外の構成でも動作すると思いますが、ここでは動作報告があった ものだけを記載しています。 2.1. ディスクコントローラ ------------------------- WD1003 (あらゆる MFM/RLL) WD1007 (あらゆる IDE/ESDI) IDE ATA Adaptec 1510 シリーズ ISA SCSI コントローラ (bootable device 用ではない) Adaptec 152x シリーズ ISA SCSI コントローラ Adaptec 1535 ISA SCSI コントローラ Adaptec 154x シリーズ ISA SCSI コントローラ Adaptec 174x シリーズ EISA SCSI コントローラ (スタンダード、エンハンスドモード) Adaptec 274X/284X/2940/3940 (Narrow/Wide/Twin) シリーズ ISA/EISA/PCI SCSI コントローラ Adaptec AIC7850 オンボード SCSI コントローラ Adaptec AIC-6260 と AIC-6360 ベースのボード (AHA-152x と SoundBlaster SCSI カードを含む) ** 注意: SoundBlaster のカードにはブートデバイスをシステムの BIOS I/O ベクタに対応付けるためのオンボード BIOS がないので、このカードから ブートすることはできません。テープや CDROM などを (ブートしないで) 利用する分には問題ありません。ROM を持たない AIC-6x60 ベースの他の カードでも同様の問題があります。いくつかのシステムではブート ROM を 持っていますが、これらは電源をいれた時、あるいはリセットしたときに 何らかのメッセージを表示します。このようなケースではそのデバイスからでも ブートできるでしょう。詳細はシステムやボードのドキュメントを参照し てください。 Buslogic 545S & 545c Buslogic 445S/445c VLB SCSI コントローラ Buslogic 742A、747S、747c EISA SCSI コントローラ Buslogic 946c PCI SCSI コントローラ Buslogic 956c PCI SCSI コントローラ SymBios (以前の NCR) 53C810、53C825、53c860 および 53c875 PCI SCSI コントローラ: ASUS SC-200 Data Technology DTC3130 (all variants) NCR のカード (すべて) Symbios のカード (すべて) Tekram DC390W、390U、390F Tyan S1365 Tekram DC390 および DC390T コントローラ (おそらく AMD 53c974 ベースの 他のカードも)。 NCR5380/NCR53400 ("ProAudio Spectrum") SCSI コントローラ DTC 3290 EISA SCSI コントローラ (1542 エミュレーション) UltraStor 14F、24F、34F SCSI コントローラ Seagate ST01/02 SCSI コントローラ Future Domain 8xx/950 シリーズ SCSI コントローラ WD7000 SCSI コントローラ 以上のサポートされている SCSI コントローラを使用することによって、 SCSI-I および SCSI-II の周辺機器に対するすべてのサポートが提供されます。 これにはディスク、テープドライブ (DAT と 8mm Exabyte を含む)、CDROM ドライブが含まれます。 現在、次の CDROM がサポートされています。 (cd) SCSI interface (ProAudio Spectrum と SoundBlaster SCSI を含む) (mcd) Mitsumi 専用インタフェース (全モデル) (matcd) 松下/Panasonic (Creative SoundBlaster) 専用インタフェース (562/563 モデル) (scd) Sony 専用インタフェース (全モデル) (wcd) ATAPI IDE インタフェース (実験的なものでαレベルのクオリティ と考えてください!)。 2.2. イーサネットカード ----------------------- Allied-Telesis AT1700 および RE2000 カード AMD PCnet/PCI (79c970 & 53c974 または 79c974) SMC Elite 16 WD8013 イーサネットインタフェース、そしてその他多くの WD8003E、WD8003EBT、WD8003W、WD8013W、WD8003S、WD8003SBT や WD8013EBT などの互換品。SMC Elite Ultra もサポートされています。 DEC EtherWORKS III NIC (DE203、DE204、DE205) DEC EtherWORKS II NIC (DE200、DE201、DE202、DE422) DEC DC21040、DC21041、または DC21140 ベースの NIC (SMC Etherpower 8432T、DE245 等) DEC FDDI (DEFPA/DEFEA) NIC Fujitsu MB86960A/MB86965A HP PC Lan+ カード (27247B と 27252A)。 Intel EtherExpress (ドライバが不安定なのでおすすめしません) Intel EtherExpress Pro/10 Intel EtherExpress Pro/100B PCI Fast Ethernet Isolan AT 4141-0 (16 bit) Isolink 4110 (8 bit) Novell NE1000、NE2000、そして NE2100 イーサネットインタフェース 3Com 3C501 カード 3Com 3C503 Etherlink II 3Com 3c505 Etherlink/+ 3Com 3C507 Etherlink 16/TP 3Com 3C509、3C579、3C589 (PCMCIA)、3C590/592/595/900/905 PCI および EISA (Fast) Etherlink III / (Fast) Etherlink XL Toshiba イーサネットカード IBM、National Semiconductor社の PCMCIA イーサネットカードもサポートさ れています。 現在トークンリングのカードは一切サポートされて「いません」が、私たちは 誰かがドライバを送ってきてくれるのを待っています。だれかやってくれませ んか? 2.3. その他のデバイス --------------------- AST 4 ポート シリアルカード (シェアード IRQ 使用) ARNET 8 ポート シリアルカード (シェアード IRQ 使用) ARNET (現在は Digiboard) 同期 570/i 高速シリアル Boca BB1004 4 ポートシリアルカード (Modem はサポートして「いません」) Boca IOAT66 6 ポートシリアルカード (Modem はサポートしています) Boca BB1008 8 ポートシリアルカード (Modem はサポートして「いません」) Boca BB2016 16 ポートシリアルカード (Modem はサポートしています) Cyclades Cyclom-y シリアルボード STB 4 ポートカード (シェアード IRQ 使用) SDL Communications Riscom/8 シリアルボード SDL Communications RISCom/N2 および N2pci high-speed 同期シリアルボード Stallion マルチポートシリアルボード: EasyIO、EasyConnection 8/32 & 8/64、 Onboard 4/16、Brumby Adlib、SoundBlaster、SoundBlaster Pro、ProAudioSpectrum、Gravis UltraSound そして Roland MPU-401 サウンドカード Connectix QuickCam Matrox Meteor Video フレームグラバー Creative Labs Video Spigot フレームグラバー Cortex1 フレームグラバー HP4020i、Philips CDD2000、PLASMON WORM (CDR) ドライブ PS/2 マウス 標準 PC ジョイスティック X-10 power コントローラ GPIB および Transputer ドライバ Genius および Mustek ハンドスキャナ 現在 FreeBSD では IBM のマイクロチャネル (MCA) バスはサポートされて 「いません」。 3. FreeBSD の入手 ----------------- FreeBSD を入手する方法はいろいろあります: 3.1. FTP/Mail FreeBSD および、付随するすべてのパッケージは正式な FreeBSD のリリース サイトである `ftp.FreeBSD.org' から ftp で入手できます。 他の FreeBSD ソフトウェアをミラーしているところは MIRROR.SITES に記載 されています。配布セットを取得するときには (ネットワーク的に) 一番近い ところから ftp してください。なおミラーサイトになりたいというところは 歓迎します。正式なミラーサイトになりたい場合には、 freebsd-admin@FreeBSD.org まで詳細を問い合わせてください。 インターネットに対する直接のアクセス手段を持たず、電子メールしか使えな いという場合には、`ftpmail@ftpmail.vix.com' にメールを送ってファイルを 入手することもできます。メッセージに help と書いたメールをこの電子メー ルアドレスに送ると詳しい使い方がわかります。ただし、この方法では全部で 「数十メガバイト」のファイルをメールで転送することになります。他に手段 がない場合の、「最後の手段」と考えてください。 3.2. CDROM FreeBSD 2.1.7-RELEASE と 2.2-RELEASE の CDROM を次のところに注文する ことも可能です。 Walnut Creek CDROM 4041 Pike Lane, Suite D Concord CA 94520 1-800-786-9907, +1-510-674-0783, +1-510-674-0821 (fax) インターネットからは orders@cdrom.com または http://www.cdrom.com で注文できます。最新のカタログは次のところから ftp で入手できます。 ftp://ftp.cdrom.com/cdrom/catalog -RELEASE CD の値段は 39.95 ドル、FreeBSD の定期購読制の場合には 24.95 ドルです。FreeBSD 3.0-SNAP CD は 29.95 ドル、FreeBSD-SNAP は定期購読で 14.95 ドルです (-RELEASE と -SNAP の予約は別々に扱っています)。定期購 読制では、新しいバージョンがリリースされるごとに自動的に送れらてきます。 料金はディスクが配送されるたびにクレジットカードからは引き落されます。 キャンセルについても特に制約はなく、いつでも解約できます。 配送料は (オーダ毎でディスク毎ではありません) はアメリカ合衆国国内、 カナダ、メキシコで 5 ドル、それ以外は 9 ドルです。Visa、Mastercard、 Discover、Amarican Express または合衆国国内の小切手が利用できます。 合衆国国内では商品を現金と引換でお渡しします。カリフォルニア在住の方は、 8.25% の消費税が加わります。 もし気に入らなければ、CD は無条件に返すことができます。 4. 問題のレポート、提案をする場合、コードの提供 -------------------------------------------- 提案、バグレポート、コードの提供はいつでも歓迎されます。なにか問題をみ つけたら、ためらわずにレポートしてください (可能なら、修正方法もあると 非常に助かります)。 インターネットのメールが使える環境からバグレポートを送る場合には、 send-pr コマンドか http://www.FreeBSD.org/send-pr.html にある CGI を使 うとよいでしょう。バグレポートはバグ記録プログラムによって忠 実に整理され、バグレポートについてできるかぎり早く対応すること ができます。このようにして記録されたバグの内容については、私たちの WEB サイトのサポートセクションで見ることができますので、バグレポートと して、あるいは他のユーザが問題を認識する「指標」としても重要な意味を持 ちます。 なんらかの理由でバグレポートを提出するのに send-pr コマンドが使えない 場合には、次のアドレスへメールで送ってみてください。 freebsd-bugs@FreeBSD.org send-pr そのものはシェルスクリプトなので、まったく異なるシステム上でも 簡単に動作させることができます。障害レポートの追跡が より簡単になるので、このインタフェースを使って頂くのが非常に好ましいのです。 しかし提出する前に、障害がすでに修正されていないかどうか確認してください。 その他、質問や提案などは次のアドレスへメールしてください。 freebsd-questions@FreeBSD.org また、私たちは、ボランティアの新しい助けの手をいつでも歓迎します - 私たち だけではもうとてもこなしきれないほど、やりたいことが山積みになっているの です。技術的な面で私たちにコンタクトする場合、あるいは援助の申し 出は、次のアドレスへメールしてください。 freebsd-hackers@FreeBSD.org これらのメーリングリストは「かなり多くの」トラフィックがありますので、 メールアクセスが遅いとか、アクセスが高くつく場合で、しかも FreeBSD に関する重要なイベントの情報だけあればよいという場合は、次の メーリングリストに申し込むのがよいでしょう。 freebsd-announce@FreeBSD.org freebsd-bugs 以外のすべてのグループは希望があれば自由に参加できます。 MajorDomo@FreeBSD.org にボディに help とだけ書いた行を含むメッセージを 送ってください。これで、いろんなメーリングリストに参加する方法や、アー カイブにアクセスする方法などの詳しい情報が入手できます。ここでは触れて いませんが、他にも面白いことを議論するいろいろなメーリングリストがあり ますので、majordomo にメールを送って問い合わせて見てください。 5. 謝辞 ------------------- FreeBSD は世界中の (数百はいかないかもしれませんが) たくさんの人々がおこ なった作業の累積の結果であり、そのおかげで、このリリースがあなたの手元 に届いています。FreeBSD プロジェクトのスタッフの完全なリストについては、 以下をご覧ください: http://www.FreeBSD.org/handbook/staff.html doc 配布ファイルをインストールしてあれば以下にもあります: file:/usr/share/doc/handbook/handbook.html その他の FreeBSD 協力者およびベータテスタ: Coranth Gryphon Dave Rivers Kaleb S. Keithley Terry Lambert David Dawes Don Lewis Special mention to: Walnut Creek CDROM、彼らの援助 (と継続したサポート)がなければ このリリースはあり得ませんでした。 Dermot McDonnell は Toshiba XM3401B CDROM ドライブを提供してく れました。 Chuck Robey はフロッピーテープストリーマをテストのために提 供してくれました。 Larry Altneu と Wilko Bulte は Wangtek と Archive QIC-02 テー プドライブをテスト、およびドライバの開発のために提供してくれま した。 CalWeb Internet Services はパッケージの構築のため P6/200 の マシンを貸してくれました。 Montana State University の皆さんから初期のサポートをいただき ました。 そして、世界中の数千という FreeBSD のユーザとテスタの皆さんの おかげで今回のリリースにいたりました。 FreeBSD の今回のリリースをあなたが楽しむことができる事を、 心から祈って。 The FreeBSD Projectリリース情報のページ