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FreeBSD Press Release: April 22, 1999

FreeBSD は壮観な特殊効果を生み出しました

Concord, CA, 1999/04/22: 32 台のデュアルプロセッサの FreeBSD システムがワーナーブラザーズフィルムの 最新映画The Matrixの中で 多数の特殊効果を生み出すために使われました。

Manex Visual Effects 社は、 32 台の FreeBSD が動作している Dell Precision 410 Dual P-II/450 プロセッサシステムを CG レンダリングエンジンの中心部として 利用しました。 Manex の上級システム管理者である Charles Henrich はこのように話してくれました。 「この映画を製作するにあたってわれわれが認識したのは、 3-D 中心のシーンを作成するには既存の SGI システムでは能力が足りない、 ということでした。 そのため、信頼性と管理の容易さと、ハードウェアの調達が迅速に行えるということから、 われわれは FreeBSD を中心とした解決策を採用することにしました。 Dell に相談して、水曜日にわれわれは 32 台のシステムを購入し、 土曜日の午後までには作品のレンダリングをさせるようにしました。 それはすべての努力の結果でしたが、 もしわれわれが他のオペレーティングシステムを選択したならば、 とてもこうはいかなかっただろうと確信しています。」

FreeBSD オペレーティングシステムは強力で、 UNIX の Berkeley Software Distribution に基づいた 完全なオープンソースのシステムです。 それは数多くのインターネットウェブサイトや Walnut Creek CDROM から 無料で利用可能であり、3-D グラフィックスのレンダリングツールや、 多くの他の同様に強力なツールを含む、 何千もの移植されたアプリケーションが入っています。 FreeBSD は現在最も用途の広いパーソナルコンピュータの心臓部分である Intel x86 プロセッサに最適化されています。 FreeBSD は無制限にカスタマイズができ、Yahoo! や U.S. West などの インターネットアプリケーションの原動力の中心部として採用されています。 それは商用のライセンス制限に妨げられず、自由に配布や修正ができるからです。

FreeBSD に関する情報は、 http://www.FreeBSD.org/ http://www.wccdrom.com/ を、 Manex Visual Effects 社については、 http://www.mvfx.com/ をご覧ください。