おめでとう! これで FreeBSD システムはネットワークに接続された UNIX システムとして設定されました. /etc/rc.conf を変更した場合, ここで FreeBSD システムをリブートしてください. これには二つの大きな目的があります.
インタフェイスの設定に加えた変更を反映させ,
システムが設定エラーを報告せずに再起動することを確かめるためです.
システムのリブートが完了したら, ネットワークインタフェイスのテストを行ってください.
ループバックデバイスが正しく設定されているかどうか確かめるために, 'root' でログインしてこう入力してください.
こういうメッセージが見えるはずです.
# ping localhost PING localhost.my.domain. (127.0.0.1): 56 data bytes 64 bytes from 127.0.0.1: icmp_seq=0 ttl=255 time=0.219 ms 64 bytes from 127.0.0.1: icmp_seq=1 ttl=255 time=0.287 ms 64 bytes from 127.0.0.1: icmp_seq=2 ttl=255 time=0.214 m [...]
イーサネットデバイスが正しく設定されているかどうか確かめるために, こう入力してください.
こういうメッセージが見えるはずです.
# ping curly PING curly.my.domain. (192.168.1.1): 56 data bytes 64 bytes from 192.168.1.1: icmp_seq=0 ttl=255 time=0.219 ms 64 bytes from 192.168.1.1: icmp_seq=1 ttl=255 time=0.200 ms 64 bytes from 192.168.1.1: icmp_seq=2 ttl=255 time=0.187 ms [...]
この二つの例で大事なのは, ホスト名 (loopback と curly) が正しく IP アドレス (127.0.0.1 と 192.168.1.1) に関連づけられているのを確認することです. これで /etc/hosts ファイルの内容が正しいかどうか確認できます.
もし "curly" の IP アドレスが 192.168.1.1 ではない, あるいは "localhost" のアドレスが 127.0.0.1 ではない場合, 項2.4 まで戻って /etc/hosts の内容を見直してください.
ping コマンドの出力でホスト名とアドレスは正しく対応づけられているが, 何か他のエラーが表示されるなら, インタフェイスの設定がうまく行っていないのでしょう. 第2章 まで戻って最初から確認し直してください.
チェックが全部終わったら, つぎの章に進んでください.
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