FreeBSD 2.2 におけるユーザモード PPP ("IIJ-PPP" としても知られています) は, 現在ダイアルアップインターネット環境における Packet Aliasing をサポートしています. この機能は, "Masquerading", "IP Aliasing", そして "Network Address Translation" としても 知られており, この機能を生かせば FreeBSD システムをイーサネットを基盤とした ローカルエリアネットワーク (LAN) とインターネットサービスプロバイダ間の ダイアルオンデマンドルータとして活用することができます. LAN 上のシステムは FreeBSD システムを経由することにより, 単一のダイアルアップ接続を通してインターネットと情報を交換することが できるのです.
このガイドは
FreeBSD システムをダイアルアウト接続できるように設定し,
ダイアルアウト接続をネットワーク上の他のシステムと共用し,
Windows システムが FreeBSD システムをインターネットへの ゲートウェイとして用いる
このガイドは IP Aliasing の設定を助けることに重点を置いたものですが, 個々の構成要素をインストールし設定する時に必要となる具体例も含まれていますから, どの章をとっても, FreeBSD でネットワークに関する様々な設定を行うときの 助けになるでしょう.
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