KOI8-R エンコーディングの詳細については、 KOI8-R References (Russian Net Character Set) を参照してください。
以下の行を ~/.login_conf に追加してください。
me:My Account:\ :charset=KOI8-R:\ :lang=ru_RU.KOI8-R:
ロケール を 設定する際の例については、この章の前の方を参照してください。
/etc/rc.conf ファイルに次の行を追加してください。
mousechar_start=3
また、/etc/rc.conf で以下の設定を使ってください。
keymap="ru.koi8-r" scrnmap="koi8-r2cp866" font8x16="cp866b-8x16" font8x14="cp866-8x14" font8x8="cp866-8x8"
/etc/ttys の各 ttyv* エントリにおいて、 端末タイプとして cons25r を指定してください。
コンソールを設定する際の例については、この章の前の方を参照してください。
ロシア語用の文字を搭載したプリンタはほとんど ハードウェアコードページ CP866 を使っているため、 KOI8-R を CP866 に変換する専用の出力フィルタが必要となります。 このフィルタはデフォルトで /usr/libexec/lpr/ru/koi2alt に インストールされています。 ロシア語用のプリンタの /etc/printcap エントリは以下のようになります。
lp|Russian local line printer:\ :sh:of=/usr/libexec/lpr/ru/koi2alt:\ :lp=/dev/lpt0:sd=/var/spool/output/lpd:lf=/var/log/lpd-errs:
記述の詳細については printcap(5) を参照してください。
以下の fstab(5) エントリの例は、マウントされた MS-DOS® ファイルシステムにおいてロシア語ファイル名を 使えるようにします。
/dev/ad0s2 /dos/c msdos rw,-Wkoi2dos,-Lru_RU.KOI8-R 0 0
-L
オプションは利用するロケール名を選択し、 -W
オプションは文字変換表を設定します。 -W
オプションを使う時は、変換表が /usr/libdata/msdosfs にあるので、 /usr を MS-DOS
パーティションより前に マウントするようにしてください。詳しくは、 mount_msdos(8)
のマニュアルを参照してください。
まず X 以外のロケールの設定を行ってください。
Xorg を使っているなら、 x11-fonts/xorg-fonts-cyrillic パッケージをインストールしてください。
/etc/X11/xorg.conf ファイルの "Files" セクションをチェックしてください。 既存の FontPath エントリの前に以下の行を追加しなければなりません。
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/cyrillic/misc" FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/cyrillic/75dpi" FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/cyrillic/100dpi"
もし高解像度のビデオモードを使っている場合には、 75 dpi と 100 dpi の行を入れ替えてください。
ロシア語のキーボードを使えるようにするには、 以下の行を xorg.conf ファイルの "Keyboard" セクションに追加します。
Option "XkbLayout" "us,ru" Option "XkbOptions" "grp:toggle"
また、XkbDisable が無効 (コメントアウト) になっていることを確認してください。
grp:caps_toggle については、ロシア語/ラテン文字の切り替えは CapsLock で行います。 従来の CapsLock の機能は Shift+CapsLock で使うことができます (ラテン文字モードの時のみ)。 grp:toggle については、ロシア語/ラテン文字の切り替えは Right Alt で行います。 Xorg では、理由は不明ですが grp:caps_toggle は動作しません。
キーボードに “Windows®” キーがあり、 ロシア語モードでそのキーにいくつかの非英字キーが 割り当てられているようなら、xorg.conf ファイルに以下の行を追加してください。
Option "XkbVariant" ",winkeys"
注意: ロシア語の XKB キーボードは、 地域化されていないアプリケーションではうまく動かないかも知れません。
注意: 地域化がされたアプリケーションは少なくともプログラムの最初の方で
XtSetLanguageProc (NULL, NULL, NULL);
を呼び出すべきです。 X11 アプリケーションを地域化する方法については、 KOI8-R for X Window を参照してください。
FreeBSD-Taiwan プロジェクトは、多くの 中国語 ports を利用した、 FreeBSD
を中国語化するための手引き http://netlab.cse.yzu.edu.tw/~statue/freebsd/zh-tut/
を提供しています。 FreeBSD Chinese HOWTO
の現在の編集者は Shen Chuan-Hsing <statue@freebsd.sinica.edu.tw>
です。
Chuan-Hsing Shen <statue@freebsd.sinica.edu.tw>
は FreeBSD-Taiwan の zh-L10N-tut を使って Chinese FreeBSD
Collection (CFC) を作成しました。 パッケージとスクリプトは ftp://freebsd.csie.nctu.edu.tw/pub/taiwan/CFC/
から入手できます。
Slaven Rezic <eserte@cs.tu-berlin.de>
は
FreeBSD マシン上でウムラウトを使うためのチュートリアルを書きました。
チュートリアルはドイツ語で書かれており、 http://www.de.FreeBSD.org/de/umlaute/ から入手できます。
日本語に関しては http://www.jp.FreeBSD.org/ を、韓国語に関しては http://www.kr.FreeBSD.org/ を参照してください。
FreeBSD の一部を他の言語に翻訳してくれている人たちがいます。 これらは メインサイトのリンクを辿るか /usr/share/doc から入手できます。
本文書、および他の文書は ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/doc/ からダウンロードできます。
FreeBSD に関する質問がある場合には、ドキュメント を読んだ上で <questions@FreeBSD.org> まで (英語で)
連絡してください。
本文書に関する質問については、<doc@FreeBSD.org> まで電子メールを (英語で)
送ってください。