USE_SDL 変数は、 devel/sdl12 や x11-toolkits/sdl_gui など、SDL ベースの ports への依存を自動設定するのに使われます。
今のところ、次の SDL ライブラリが認識されます。
sdl: devel/sdl12
gfx: graphics/sdl_gfx
gui: x11-toolkits/sdl_gui
image: graphics/sdl_image
ldbad: devel/sdl_ldbad
mixer: audio/sdl_mixer
mm: devel/sdlmm
net: net/sdl_net
sound: audio/sdl_sound
ttf: graphics/sdl_ttf
したがって、ある port が net/sdl_net と audio/sdl_mixer に依存していたら、構文は次のようになります。
USE_SDL= net mixer
net/sdl_net と audio/sdl_mixer が必要とする devel/sdl12 の依存も自動的に追加されます。
USE_SDL を使うと、以下のことが自動的に行われます。
BUILD_DEPENDS に sdl11-config への依存を追加します。
CONFIGURE_ENV に SDL_CONFIG 変数を追加します。
LIB_DEPENDS に選択したライブラリへの依存を追加します。
SDL ライブラリが利用できるかどうか調べるためには、 WANT_SDL 変数を使ってください。
WANT_SDL=yes .include <bsd.port.pre.mk> .if ${HAVE_SDL:Mmixer}!="" USE_SDL+= mixer .endif .include <bsd.port.post.mk>